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 育児最中 雑想ノート

065  WRC観戦記  2006北海道  その8
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9月3日、レグ3。
ジャパンラリー3日目。

今日の観戦は、午後2時10分からの帯広のスーパースペシャルステージを予定しています。
その前に、午前10時からサービスがあるので、それに間に合うように宿を出ればいいので、ゆっくり寝ていられるのがうれしい。

朝食は、水をかければ柔らかくなるお餅と、昨夜食べた豚丼の屋台で売っていた豚丼むすび。
それとりんごと桃。

水をかければ柔らかくなるお餅は、登山用品店(石井スポーツ)で買ったものですが、これが激うまで、息子だけで、2食分は軽々平らげてしまいました。
これは携帯食に最高です。
桃も、妻の実家からもらってきたもので、この旅の最中ずっとむしゃぶりついている。
桃のなんともいえない香りと甘さが、疲れを忘れさせてくれます。



例によって、ベビーカーをバスにつんで、9時半ごろ、サービスパークに到着しました。

スバルのサービステントの前で待っていると、次々にSSを走り終えてきたインプレッサがやってきました。
30分と決められた時間の中での整備のはじまりです。



      



決められた時間内にサービスを追え、再びSSへと新井選手が向かっていきます。


      



ラリーカーの後ろを歩いているのは、ペター・ソルベルグ選手とコンビを組んでいるコ・ドライバーのフィル・ミルズ選手。


      



現在トップのシトロエンのローブ選手もサービスを出ていきます。

      



ローブ選手を追う2位のグロンホルム選手。

      



ワークスの車が次々とサービスを出て行ってしまった後、疲れてしまった息子をベビーカーに乗せてサービスの中をぶらぶらしていると、PWRC選手専用のレストランで食事をしている鎌田選手を見つけました。

声をかけ、サインをお願いすると、息子の帽子と、僕のTシャツに快くサインをしてくれ息子は大感激。
もちろん僕も、大感激。

ラリードライバーたちにすぐ間近で会えて、サインをもらえたりするのも、ラリー観戦の面白いところです。


サービスの終えたラリーカーに乗って、スタートする鎌田選手。
がんばれ〜。

      



こうして3日間のラリー観戦は、あっという間に終わってしまいましたが、息子も「スバル!!スバル!!」と夢中になって応援し、ラリーに夢中になることができました。

3日間とおして、と〜ってもありがたかったのはベビーカーでした。
物は運んでくれるは、疲れた息子を運んでくれるは、観戦中に眠くなった息子のベットになってくれるは、ベビーカー様々、大活躍でした。
明らかに重量オーバーの息子と荷物をのせてギシギシいいながら、よくがんばってくれました。

大丈夫か?と思われた父親の僕の体力も、息子がお昼寝を3時間も、4時間もしてくれたお陰で、3日間元気に過ごすことが出来ました。
予定していた観戦をあきらめたSSもあったけれど、それがかえって親子で無理することなくよかったようです。
がまんすることが、別の大きな満足を生んでくれる、ということをこのWRCの旅が気づかせてくれたように思います。


また来年も観戦に来られるだろうか?

来たいな〜。
10月下旬と寒い季節なので、子連れにはちょっと無理かな〜。

(2006.10.1)


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北の子星だより
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